先日、防水工事についてあれこれのお話をしました。
ブログをみていただいたお客様と先日お話をしておりまして、なんで防水が必要なの? とご質問が。
私たちは工事をやる人間だから必要性はわかっている。しかしお客様からしたら、なんで必要かわからないですよね。
そこで今日のテーマはなぜ防水が必要かです。
住宅の構造は ちょっとわかりやすく人間に例えてみると、
1:建物の骨組み(人間でいっても骨部分)
2;外装材(屋根や壁・人間でいうと皮膚ですね)
3:住宅設備(電気設備などなど・・内臓といったところでしょうか)
で構成されています。
まず、外装材ですが、素の状態ですと 熱・水・汚染物などの要因により劣化しています。
人間で言えばお洋服を着ていない状態。
当然、お洋服があれば守れる傷も、なければどんどん傷ついていきますよね。
そこで家の壁は、外壁塗装というお洋服を着せます。
しかし、永遠に持つものでもないため、少しずつ劣化していきます。
小さな割れ・ヒビなどから水を防ぐ機能が低下し、建物内部に水の浸入を受けてしまいます。
そして、水が浸入すると 湿気と木材に含まれる水分量が上がっていきます。
湿気や水分がキャパオーバーとなると、カビやシロアリが繁殖してしまいます。
その結果、害となってしまうのです。
害は、外壁だけではありません。
カビの繁殖は、頭が痛いとか、目がかゆいとかちょっとしたアレルギーのような症状がでる場合もあります。。
そして、仮に家に水分が入って来ても、外装材だけを交換をする状態で済めばいいのですが、構造部分にまで傷みが及んでしまったら大変です。
人間で例えるなら、大きな怪我をしてしまった、骨まで痛んでしまった・・ような状態でしょうか。なかなか大変ですよね。
そうならないための防水工事です。
ヒビ割れの補修そしてヒビから水分が入らないように補修。
さらに建物に防水性能を持たせることです。
そして建物は主にこの3つから雨漏りすることが多いです。
1 外壁 2屋根 3 バルコニー
そして、この3つの防水工事は違うやり方なのです。
そのために、きちんと防水工事の知識のある業者に相談するのがベストです。
次回は、それぞれの工事のやり方についてももっと詳しくお話したいと思います♫