シーリング(コーキング)の重要性
コーキング材は、屋根材や外壁材の部材のつなぎ合わせの部分や、ヒビ割れ箇所を埋めるのにも使う材質です。見た目はパテのような形状で、屋根板金のつなぎ目やサイディングのつなぎ目などを埋めるのによく使います。
このコーキング材、通常のものは耐久性は10年程度、耐用年数を過ぎると、ヒビ割れて来たり、やせて隙間ができたりします。
そうすると、そこが雨漏りの原因となってしまうのです。
せっかく屋根材、外壁材や塗料にこだわっても(例えば塗料が15年耐久でも)コーキング材が10年程度しか耐久年数がなければ、本末転倒です。
シーリング(コーキング)の施工手順
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1、古いコーキング材をはがします。
打ち直しの場合は、既存のコーキング材をすべてはがします。他に打ち増しと知って、既存のコーキングの上にコーキング材を塗布する方法もあります。
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2、コーキングを塗布し、ヘラで伸ばす
コーキングをヘラで伸ばし、部材に密着させます。この工程で丁寧に部材に密着させてこそ、初めて高い防水性能が発揮できます。
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3、マスキングをはがして完成
塗装の場合は、コーキングをしてから塗装する先打ちと、塗装後にコーキングする後打ちがあります。
工事内容 | メリット | デメリット |
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シーリング先打ち | シーリングの上に塗料が乗るため、塗膜でコーキング材が保護され、シーリングの耐久性が高くなります。 | 塗膜は固まるのに、シーリング材は柔らかいままなので、シーリング上の塗膜がひび割れることがあります。 |
シーリング後打ち | サイディングに合わせて仕上げができますので、見た目にこだわるなら後打ちです。 | シーリングが紫外線に直接触れるため、先打ちと比べると、耐久性は劣ります。また、シーリングに汚れも付きやすくなります。 |
オートンイクシードについて
厳しい環境をクリアする『技術』超-長期耐久性とは
耐久性・耐候性の限界に挑む。新規開発『LSポリマー』の実力
新開発『LSポリマー』の誕生により、経年で流出する可塑剤を配合せずに優れた柔軟性を実現。経年による硬質化を防ぎ「柔らかさを長時間維持」!
性能のまとめ『性能マトリックス』
注目の技術『汚れ防止機能』搭載!
オートンイクシードは新技術の汚れ防止成分『CRオリゴマー』配合により、シーリング材にありがちな硬化初期のベタツキを軽減し、シーリング材への汚れの付着を大幅に抑えることに成功しました。
大切なお住まいの外装材の一部として、美観にもしっかりこだわります。